約1万5千年前から1万年以上続いた縄文時代。近年の目覚ましい発掘成果によりその豊かな暮らし振りが明らかになってきた。縄文人はムラに住み、土器や土偶をつくり、赤や黒の漆を使った装身具や翡翠を加工して身を飾り、モニュメントを建設したという。特に素朴で力強い表現に富む土偶に注目が集まっている。
今展は重要な土偶作品を網羅、展示総数約320点(国宝3点・重要文化財21点を含む)で縄文文化の謎に迫る。一部展示替えあり。
【会期】 9月1日(土)~12月9日(日)
【会場】 MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300)☎0748-82-3411
【休館】 月曜、祝日のとき翌日 【開館時間】 10:00~17:00(入館は16:00まで)
【料金】 一般1000円 高・大生800円 小・中生300円
【関連リンク】 MIHO MUSEUM 公式ホームページ
「新美術新聞」2012年10月1日号(第1292号)4面より