【レポート】 アートフェア東京2014 開幕
2014年03月07日 11:45 カテゴリ:最新のニュース
2014年3月7日(金)から3日間の日程で開催される日本最大のアートフェア「アートフェア東京2014」。古美術から現代美術まで幅広いさk品が約150軒のギャラリーによって紹介される。6日(木)にはファースト・チョイスおよびプレビューが行われ、会場はコレクターをはじめ、美術関係者、報道陣で溢れ活況を呈していた。その様子を写真を中心にレポート。
アーティスティック・プラクティス「日本が創った近代」
2011年から始まり今年で4回目となるアーティスティック・プラクティス。今回は「日本が創った近代」をテーマに、洋画を中心とした日本人にしか描けない近代絵画が一同に集結。1920年代から時代を追うように構成された展示は美術館のような空間。歴史を一望できる。
今回から始まった「G-plus」では日本を代表する現代アートのギャラリーが一堂に会した。写真はSCAI THE BATHHOUSE(L25)。名和晃平を中心とした展示構成だ。
「G-plus」で出展のMizuma Art Gallery(L36)。刺しゅうによってモディリアーニ、ロスコ、ポロックなどの名画を再構築する青山悟の作品が一面に展示され、好評をはくしていた。
ヒロミヨシイ六本木(L26)は杉本博司 ・ 黒田泰蔵によるコラボレーションを展示。洗練された空間は見物。
「トータル・リコール―羽永光利の仕事」ではハイレッド・センター、工藤哲巳、麿赤兒(大駱駝艦)、糸井貫二(ダダカン)らの記録写真で近年注目の高まる故・羽永光利の足跡を紹介。膨大な数の写真によって羽永の軌跡を辿るとともに日本美術前衛の時代を知ることが出来る。
若手メディアアーティスト、SHIMURABROS.(シムラブロス)、毛利悠子、八木良太の3組を紹介する「Art, Media and I, Tokyo」。ユニークなデバイスや素材を使い、新たな時代のアートを創造する。
「Mercedez-Benz Fashion Week Tokyo ― matohu」では日本人の感性を表現するブランド「matohu」が登場。トラフ建築設計事務所によるインスタレーションで展示販売を行う。
2010年より開催されている「巧術」展がアートフェア東京2014に登場。参加作家はあるがせいじ、石川結介、磯部勝士郎、桑島秀樹、児玉香織、佐藤好彦、悠、満田晴穂、ほか。超絶技巧の数々を楽しめる。
「文化庁メディア芸術祭」ブースでは椅子に座って映像作品を鑑賞することができる。
【会期】 3月7日(金)~9日(日)
【会場】 東京国際フォーラム地下2階 展示ホール (東京都千代田区丸の内3-5-1)
【開場時間】
3月7日(金)11:00~21:00
3月8日(土)11:00~20:00
3月9日(日)10:30~17:00
※全日入場は終了30分前まで
【料金】
1-DAYパスポート 2000円(税込) ※一般会期中の1日に限り自由に入退場可。
3-DAYパスポート 3500円(税込) ※3-DAY パスポートチケットの呈示でカタログ300円引き。 ※一般会期中自由に入退場可。
小学生以下無料(但し大人同伴)
【関連リンク】 アートフェア東京2014
【関連記事】 アートフェア東京出展ブースピックアップ特集
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