「吉岡徳仁 ガラスの茶室 – 光庵」
プロダクトデザインからアートに至るまで幅広い領域で活躍する吉岡徳仁(1967年生まれ)が京都・将軍塚青龍殿に「ガラスの茶室」を出現させる。
同作は2002年に構想された「透明な日本家屋」の建築にはじまり、2011年に開催された第54回ヴェネツィア ビエンナーレ国際美術展 Glasstress 2011にて日本文化を象徴する茶室建築プロジェクトとしてデザインが発表されたもの。そして今年4月、構想から5年の時を経て、京都・フィレンツェの姉妹都市提携50周年を記念し、京都の重要文化財にも指定される天台宗青蓮院門跡境内、将軍塚青龍殿の大舞台にて、世界で初めて同作が完成を迎え、披露される。
将軍塚青龍殿は標高220メートルの大舞台に建設され、京都市街を一望することができる場所。青龍殿には日本三大不動の1つに数えられる国宝 青不動明王が奉納されており、三大不動の中でも藤原時代の気品に満ちた平安仏画の最高傑作と賞賛される。
【会期】2015年4月9日(木)~2016年4月(未定)
【会場】将軍塚青龍殿(青蓮院境内) (京都市山科区厨子奥花鳥町28)
【拝観時間】9:00~17:00(16:30受付終了)
【拝観料金】一般500円 中高生400円 小学生父兄同伴無料
【関連リンク】吉岡徳仁デザイン事務所