「建築家 フランク・ゲーリー展」(仮称)
グッゲンハイム美術館ビルバオやウォルト・ディスニー・コンサートホール、そしてルイ・ヴィトン財団美術館などこれまでの建築の慣習をくつがえし、世界の常識に挑戦する作品を生み出し続けてきた世界的建築家フランク・ゲーリー。その世界に迫る展覧会が東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで10月16日から開催される。
フランク・ゲーリーは1929年カナダ生まれ。南カリフォルニア大学より建築学士を取得、ハーバード大学デザイン大学院で都市計画を学んだ。以降建築家として50年におよぶキャリアを積み、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地で作品を制作してきた。またプリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、アメリカ建築家協会ゴールドメダル、英国王立建築家協会ゴールドメダルなど高い評価を得ている。
今展では新進の建築家、田根剛(1979年東京都生まれ)を展覧会ディレクターに迎え、ゲーリーの思考と創造のプロセスを紹介。田根はディレクターズ・メッセージの中で次のように語っている。「本展では、ゲーリーの『アイデア』に焦点をあてます。誰もがなし得なかったアイデアはどこから生まれるのか。多くのひとに「喜び」や「驚き」を与える建築の魅力はどこからくるのか。氏の創作を通して、建築家 フランク・ゲーリーの『アイデアの喜び』を伝えることができればと思っています」。
【会期】2015年10月16日(金)~2016年2月7日(日)
【会場】21_21 DESIGN SIGHT(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内) TEL03-3475-2121
【休館】火曜、11月3日は開館、年末年始(12月27日~1月3日)
【開館】10:00~19:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】一般1,100円 大学生800円 高校生500円 中学生以下無料
【関連リンク】21_21 DESIGN SIGHT