「日産アートアワード 2015」ファイナリストを発表 石田尚志、米田知子など7名選出

2015年06月17日 18:35 カテゴリ:最新のニュース

 

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は 17日、「日産アートアワード 2015」のファイナリスト7名を選出したと発表した。

 

日産アートアワードは、「人々の生活を豊かに」というビジョンのもと、現代美術における優れた日本人アーティストの活動を支援するため、2013年より開始した賞。今年は2015年5月にイタリア・ヴェネチアで「日産アートアワード 2015」の第一次選考を行い、世界を拠点に活動する美術関係者5名からなる審査委員会(※)により、33名の候補者から7名の日本人アーティストをファイナリストとして選出した。ファイナリストは秋山さやか、久門剛史、石田尚志、岩崎貴宏、ミヤギフトシ、毛利悠子、米田知子の7名。

 

ファイナリストは今後、11月14日(土)より BankART Studio NYKで開催される展覧会へ向けて新作を制作し、展覧会期中の11月24日(火)の最終審査会でグランプリが決定する。ヴェネチアでの審査会に立ち会った社長のカルロス ゴーン氏は、「審査会を通して、今の日本の現代美術の多様性と新世代のアーティストたちの果てしない可能性に触れることができ、大変刺激を受けた。11月の展覧会で、彼らの感性と創造力、そこから生まれる新たな作品に出会える事を楽しみにしている」とコメント。また、審査委員長の森美術館館長・南條史生氏は、「どのアーティストも革新的で興味深く、審査は困難を極めたが、今回は中でも特に詩的で、繊細、デリケートな表現を持ち、そしてこれまでにない美術へのアプローチを期待できる7名を選出した」と述べている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※国際審査委員会は次の4氏によって構成。

南條史生氏 森美術館館長(日本、東京)*審査委員長

ジャン・ド・ロワジー氏 パレ・ド・トーキョー館長(フランス、パリ)

ラーナ・デヴェンポート氏 オークランド美術館館長(ニュージーランド、オークランド)

ジェニー・ロマックス氏 カムデン・アーツ・センター館長(イギリス、ロンドン)

ユージン・タン氏 シンガポール国立美術館館長(シンガポール)

 

 

※11月24日追記

日産アートアワード2015のグランプリは毛利悠子氏に決定。オーディエンス賞には久門剛史氏。

 

 

 


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