アートバーゼル香港に宮島達男の巨大パブリックアート《Time Waterfall》が登場

2016年01月14日 13:07 カテゴリ:最新のニュース

 

 

アートバーゼルは13日、今年3月に行われる「アートバーゼル香港」において、現代美術家・宮島達男(1957年生まれ)の作品「Time Waterfall」を香港のInternational Commerce Centreで展示すると発表した。

 

同ビルは香港のウォーターフロントにあるアイコン的存在の高層ビルで、高さは490メートル。壁面にはLEDが設置してあり、コンピュータ制御で様々な映像を映し出すことができ、これまでバーゼル香港では同ビルにカールステン・ニコライ(2014年)や曹斐(2015年)などの作家が登場している。

 

「Time Waterfall」は今回のために制作される新作で、生命の永遠の輝きをテーマに、1から9までの数字がビルの壁面を流れ落ちるというもの。宮島はこれまで「それは変わりつづける」、「それはあらゆるものと関係を結ぶ」、「それは永遠に続く」という3つのコンセプトを基に、デジタルカウンターの作品を制作してきたが、今回もそのコンセプトを引き継ぐ作品となる。なお同作は3月21日から26日まで、19時20分~22時の間、断続的に投影される。

 

 

 

 


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