昨年、日本初の春画展を開催し大きな注目を集めた永青文庫(東京・目白台)は28日、4月1日付で橋本麻里氏が副館長に就任する人事を発表した。
橋本氏は1972年生まれ。日本美術を主な領域とするライター・エディターとして活動し、現在明治学院大学非常勤講師。主な著書に『日本の国宝100』(幻冬舎)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、『変わり兜 戦国のCOOL DESIGN』(新潮社)などがあり、共著に『SHUNGART』(小学館)、『運慶 リアルを超えた天才仏師』(新潮社)ほか。またテレビではNHK News Webの第4期ネットナビゲーターやEテレ『趣味どきっ!国宝に会いに行く』案内役などを務め、芸術新潮や美術手帖、BRUTUSなどの雑誌においては美術特集の編集を担当するなど、その活動範囲は多岐にわたる。
なお竹内順一館長は3月31日付で退任、細川護熙理事長が館長を兼務する。
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