re_consider Japan―改めて日本を考える。「19th DOMANI・明日展」出品作家決定

2016年08月30日 18:00 カテゴリ:最新のニュース

 

 

文化庁が若手芸術家を海外に派遣し、研修の機会を提供する「新進芸術家海外研修制度(旧:芸術家在外研修)」の成果を発表する「DOMANI・明日展」の出品作家が決定した。

 

今年で19回目を迎える今展のテーマは「re_consider Japan」。絵画、写真、映像、アニメーション、インスタレーション、陶芸、メディア・アートなど素材や表現は多様性を増し、また、滞在先もヨーロッパや北米に限らず、アジアや南半球へと広がっている中、「2020」を目前に改めて日本を考える機会とする。

 

出品作家は、池内晶子(現代美術/1998年・アメリカ)、岡田 葉(絵画/2002年・イギリス)、南 隆雄(メディアアート/2010年・フランス)、秋吉風人(現代美術/2011年・ドイツ)、保科晶子(現代陶芸/2011年・フランス)、松井えり菜(絵画/2012年・ドイツ)、曽谷朝絵(絵画、インスタレーション/2013年・アメリカ)、三原聡一郎(メディアアート/2013年・オーストラリア)、山内光枝(インスタレーション/2014年・フィリピン)、今井智己(写真/2015年・オランダ)、折笠良(アニメーション/2015年・カナダ)、金子富之(日本画/2015年・カンボジア)、平川祐樹(現代美術/2015年・ドイツ)

 

 

なお、9月17日(土)から10月16日(日)まで、京都市の京都芸術センターにて「DOMANI・明日展 PLUS」が開催される。東京以外では初の開催。本展では「ワームホール・トラベル —ゆらぐ時空の旅—」というタイトルのもと、宮永愛子、小金沢健人、鬼頭健吾、長坂有希という4名の海外研修制度経験者が「旅」をテーマとした展示を行う。会期中にはアーティスト・トークやパフォーマンス、ワークショップも予定されている。

 

【展覧会】未来を担う美術家たち 19th DOMANI・明日展 文化庁新進芸術家海外研修制度の成果

【会期】2016年12月10日(土)~2017年2月5日(日)

【会場】国立新美術館(港区六本木7-22-2)

【TEL】03-5777-8600(ハローダイヤル)

【休館】毎週火曜、2016年12月20日(火)~2017年1月10日(火)は年末年始休館

【開館】10:00~18:00(金・土曜は20時まで、入場は閉館30分前まで)

【料金】一般 1,000円 大学生500円 高校生・18歳未満および障害者手帳持参者と付添者1名無料

※1月21日(土)は国立新美術館開館10周年を記念し入場無料

 

関連イベント

※関連イベント情報は決定次第、公式ウェブサイトで発表

 

【関連リンク】「19th DOMANI・明日展」ウェブサイト

 


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