愛知県清須市を舞台とする全国公募「清須市はるひ絵画トリエンナーレ」の、第9回展の作品公募が12月1日より開始する。
同展は1999年に「夢広場はるひ絵画展」の名称でスタート。平面絵画の可能性を模索する多くの作家たちが出品し、新進作家の登竜門として注目されてきた。前回の第8回展では、過去最高の1021作品(506名)の応募の中から興津眞紀子の《光と希望》が大賞を受賞した。
テーマは自由で、日本在住者ならば年齢・国籍不問。今回は新たに、批評の分野でも活躍する岡﨑乾二郎や加須屋明子、今夏に東京都美術館での個展を控える杉戸洋、そして80年代より多様な抽象表現を続ける吉澤美香の4名を審査員として迎える。また、今回から平面であれば表現技法は不問となった。多様な作品があふれる現代において、自らにとっての平面表現を考え直す好機となることだろう。
【応募受付期間】
2017年12月1日(金)~25日(月)
【主な応募規格】
10号(53.0×33.3cm)以上、100号(162.0×162.0cm)以内
壁面展示可能な作品であること
【応募点数・応募料】
1人3点まで、10000円
【応募方法】
応募用紙(ホームページよりダウンロード可能)を受付期間内に送付。作品は、委託搬入が2018年2月23日(金)、直接搬入が2018年2月24日(土)・25日(日)。
【審査員】
岡﨑乾二郎(造形作家・批評家・武蔵野美術大学客員教授)
加須屋明子(キュレーター・批評家・京都市立芸術大学教授)
杉戸洋(画家・東京藝術大学准教授)
吉澤美香(画家・多摩美術大学教授)
高北幸矢(造形作家・清須市はるひ美術館館長・名古屋造形大学名誉教授)
【主な賞】
大賞:1点(副賞100万円)、準大賞:2点(副賞20万円)、優秀賞:5点以内(副賞10万円)、入選:20点以内(副賞1万円)
【入賞・入選作による展覧会】
2018年5月4日(金・祝)~7月1日(日) 清須市はるひ美術館
【問合せ・応募用紙送付先】
清須絵画トリエンナーレ事務局(清須市はるひ美術館)
〒452-0961 愛知県清須市春日夢の森1番地 ☎052-401-3881
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