注目浴びる「個人コレクション」 若手実業家コレクターの台頭〈2〉

2016年02月09日 22:29 カテゴリ:その他ページ

 

「現代芸術振興財団」を創立―前澤友作

 

日本最大級のファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」の生みの親にして株式会社スタートトゥデイの創業者・前澤友作氏。2004年にオンランショッピングサイトをスタートさせ、その後も次々と新たな事業を手掛ける前澤氏が公益財団法人現代芸術振興財団を設立したのは2012年の事。若手アーティスト支援と、現代芸術の普及活動を活動の核にした同財団では、前澤氏自身のコレクションの中から作品をキュレーションした展覧会を開催。これまで「THE ART STANDING」(12年)や「温故知新-On Kawara&Donald Judd」(14年)」、「FIGURES」(15年)、「Generation: Y 1977」(16年)などを行ってきた。

 

ドナルド・ジャッドや河原温、バスキア、リキテンスタインなど美術館クラスの作家のほか、エイドリアン・ゲーニー、ジョナス・ウッドなど日本では見る機会の少ない作家も紹介してきた前澤氏。同財団では今後も氏のコレクションを紹介する展覧会を定期的に開催することを予定しており、その全貌が徐々に明かされていくことだろう。なお同財団はアートコンペティション「CAF賞」も実施しており、学生を対象に顕彰活動も行っている。

 

「温故知新」展会場風景

 

「Generation: Y 1977」会場風景

 

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オフィスでオピーを一堂に紹介―熊谷コレクション 

 


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