洋画

     
   

とび来り とび去る 白く雲<br />
季節はずれの忘れ花。<br />
垣根に漂うその香り<br />
絶えざるは心のあそび<br />
風、東より来たり 西に去る<br />
ともに 虚空にありて 夢を追う。


とび来たり とび去り<br />
絶えざるは試行錯誤、<br />
悠々の白雲一片、相以て同じからず。<br />
線と面、底なき深き流れ。<br />
再びの刻 虚空に遊び、今また 夢を追う。

   

 
 

藤井多鶴子

FUJII TAZUKO

日本美術家連盟会員
 
 
1958年
 
 
1960年
1968年
1980年
2008年
2010年
 
2012年
兵庫県生まれ。明石女子師範学校(現・神戸大学教育学部)本科・専攻科を卒業
女流画家協会会員となる(64年委員推挙、67年退会)
初の個展を銀座・村松画廊で開催(以後、多くの個展を銀座画廊、ギャラリー
ミキモト、美術ジャーナル画廊などで開催)
行動美術協会会員となる(80年退会)
ニューヨークにアトリエを持つ。Annual New England展に出品
ニューヨーク・ヴィリディアン画廊のメンバーとなる(現在に至る)
石川県洋画の歩み・特別陳列(石川県立美術館)
第7回沢オイ・藤井多鶴子とアメリカの仲間たち展
(オンワードギャラリー日本橋、ギャラリー惣など(1990〜))
ニューヨーク・ヴィリディアン画廊第12回個展を開催

 
     

一覧へ戻る