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細川 尚 「画室の木偶」
第59回一陽会展(国立新美術館) 「画室の木偶」 181.8×259.1cm
画家の自己表現の最たるものは自画像であろうか、若い頃より折々に悔恨や内省を込め、自画像を描いて来た。
素描が大半で、殆ど人目に触れることもない。2004年より「一陽会」の事務所担当となり、実に様々に内外からの烈風に晒されてきた。お蔭でだいぶ面の皮が厚くなった。いつしか眼も鼻も擦り切れ、顔中傷だらけの木偶の如しである。
細川尚
HOSOKAWA HISASHI
一陽会運営委員、千葉県美術会理事
1944年
1978年
1980年
1985年
1992年
1994年
2004年
2006年
北海道生まれ
第24回一陽展特待賞受賞(同79年)
第26回一陽展青麦賞受賞
一陽会会友となる
一陽会会員となる
千葉産経現代洋画展大賞受賞
銀座大賞展大賞受賞
マスターズ絵画大賞展優秀賞受賞
北の大地展ビエンナーレ北海道新聞社賞受賞
信州高遠の四季展銅賞受賞
この他、文化庁現代美術選抜展、小磯良平大賞展など出品。
著書に『画室の窓から』がある。
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