書

     
   
草稿を半紙3分の2位の紙で百枚ほど、揮毫は2枚から4枚。大字作品制作はこの方法をとっている。草稿で、工夫の限りを尽くし、揮毫では工夫のかげりを一切残さず無心で書きます。なお、強い集中力と極限に近い緊張感で書きますから、ワーグナーやベートーベンの名曲の盛り上がりと同じ精神状態になるために、音の洪水の中で揮毫しています。

   

第43回日展(国立新美術館) 「誠懇」 182×88cm

草稿を半紙3分の2位の紙で百枚ほど、揮毫は2枚から4枚。大字作品制作はこの方法をとっている。草稿で、工夫の限りを尽くし、揮毫では工夫のかげりを一切残さず無心で書きます。なお、強い集中力と極限に近い緊張感で書きますから、ワーグナーやベートーベンの名曲の盛り上がりと同じ精神状態になるために、音の洪水の中で揮毫しています。
 
 
 

古谷蒼韻

FURUTANI SOIN

文化功労者、日本藝術院会員、日展顧問、読売書法会最高顧問、日本書芸院最高顧問
 
1924年

1961年
1981年
1985年
2006年
2010年

京都府生まれ
中野越南、辻本史邑、村上三島に師事
日展特選
日展内閣総理大臣賞受賞
日本藝術院賞受賞
日本藝術院会員となる
文化功労者となる

 
     

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