このエントリーをはてなブックマークに追加

洋画

      
   

春の遅い信州も、田植えが始まる季節となると、田に水が張られ、残雪のアルプスや樹々の緑が水面に映り、辺りは春一色となる。四季の美しい安曇野も、春靄の頃は特に美しい。


信州安曇野では古くから西に聳える北アルプスを西山、犀川を隔てて東に連なる山を東山と言った。<br /> 4月下旬から5月上旬にかけてJR大糸線に乗り、豊科駅に近づく頃、東山に麓から頂に向かって桜色が帯状になって車窓から見えてくる。光城山の桜である。<br /> 《桜とアルプス（常念岳）》はその光城山から北アルプスを描いたものである。

   

 
 

山下　毅

YAMASHITA TSUYOSHI

 
1931年
1955年
1958年
1980年
1984年
1993年
1994年

 岡山県生まれ
岡山県展へ出品。以後、県知事賞等受賞
東光展初出品。以後、S氏賞受賞
白日会展初出品・佳作賞受賞
元陽展優秀賞、86年同会長賞、88年同文部科学大臣奨励賞受賞
山下恒子と共に2人展を開催（以後毎年）
画業40周年記念展開催。このほか一水会展、等迦展出品

 
     

一覧へ戻る

このエントリーをはてなブックマークに追加