書

     
   

   

第30回記念産経国際書展(東京都美術館) 「超曠」 180×90cm

作品「超曠」は、どこまでも尽きることのない広がりを意味します。
人間は、生まれてから様々なものに出会います。
その経験が、日常起こる宇宙万般の現象をも一向に不思議ではないものにしてしまいます。
しかしこの経験は、書家の進歩を止めてしまう、“負の呪縛”にもなります。
書道芸術を高揚し、国際友好親善を深めるためにも書家はここから脱することが必要です。
 
 

山下海堂

YAMASHITA KAIDO

産経国際書会名誉顧問、燕京書道交流協会理事長
 

1937年宮城県生まれ。五十嵐越山、柴田侑堂に師事。
2013年第30回記念産経国際書展高円宮賞受賞。
海游舎を主宰するほか雅遊会会長を務める。

 
     

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