普段 公開されない名品を集めて
泉屋博古館は、住友家の収集した美術品の保存、研究、展示を目的とする美術館として昭和35年京都に開設され、平成14年東京六本木に泉屋博古館分館を設置、西と東で美術館広報活動を行ってきた。
今展は、住友グループ各社が所蔵する名画のうち、洋画では静物画「花」、日本画では花鳥画の視点から選択・構成し、普段は公開される機会が稀な作品を纏めたもの。洋画家から黒田清輝、和田英作、梅原龍三郎、安井曾太郎、岡鹿之助ら、日本画家から安田靫彦、前田青邨、川端龍子、速水御舟、杉山寧らの名品約60点を展示。
日本近現代の居並ぶ巨匠たちの珠玉の作品を目の当たりにするとまさに眼福の至りといったような心地に誘われる。
【会期】 2013年3月2日(土)~5月12日(日)
【会場】 泉屋博古館分館(東京都港区六本木1-5-1) ☎03-5777-8600(ハローダイヤル)
【開館時間】 10:00~16:30(入館は閉館30分前まで)
【休館】 月曜但し4月29日、5月6日は開館、翌火曜休館
【料金】 一般800円 大学・高校生500円 中学生以下無料
【関連リンク】 泉屋博古館分館
「新美術新聞」2013年3月1日号(第1305号)4面より