国宝 薬師如来立像(奈良・元興寺)
今展は、絵画や彫刻であらわされた仏像の「かたち」に注目しながら、仏像のもつ意味や魅力の源をたどっていくものである。
仏像のすがたや部分の形、素材などの外見的なところから、仏像制作の由来、仏像のもつ霊験、さらには仏像をとりまく世界を紹介し、仏像とは何かをあらためて考えてみていただこうとの趣旨だ。
仏像にこめた先人たちの思いと、その芸術性の深さに思いをはせたい。
会期中展示替えあり。
【会期】 2013年7月20日(土)~9月16日(月・祝)
【会場】 奈良国立博物館(奈良市登大路町50 奈良公園内)☎050-5542-8600
【休館】 月曜、ただし祝日開館
【開館時間】 9:30~18:00(金曜のみ19:00まで、入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般1000円 大高生700円 中学生以下無料
【関連リンク】 奈良国立博物館
公開講座「かたちから見た仏像の諸相」
【日時】 2013年9月7日(土) 13:30~15:00
【出演】 岩井共ニ(奈良国立博物館学芸部教育室長)
【会場】 奈良国立博物館講堂
【料金】 無料(※入場の際には展覧会の観覧券、もしくはその半券、国立博物館パスポート等を提示。)
【定員】 194名
「新美術新聞」2013年8月21日号(1320号)第4面より