「描写にとらわれない内面性を重視した写実」を追求し、2009年白日展、10年日展にてそれぞれ内閣総理大臣賞を受賞、充実した制作を見せる洋画家・湯山俊久(1955年静岡県生まれ、日展評議員、白日会常任委員)の新作個展が開かれる。
今展でも風景画と人物画という異なるモティーフを、どちらか一方ではなく、同時に扱うことで自身が目指す写実の深層に迫ろうとしている。
日展、白日展出品作を含む120号の人物大作から3号の小品まで、約30点を展観する。
【会期】 2012年7月25日(水)~31日(火)
【会場】 日本橋三越本店本館6階美術特選画廊(東京都中央区日本橋室町1-4-1)
☎ 03-3241-3311 【休廊】無休 【料金】無料
ギャラリートーク
7月28日(土) 14:00~
【会場】 同画廊
「新美術新聞」2012年7月21日号(第1286号)4面より