日本の現代美術界において「ドローイング」は紙に描いた習作や下絵を指すことが多い。しかしながら、「ドローイング」は本来的に絵の具で面を塗る「peinture」と対照的な画法である線画、線描画を意味している。国際的には絵画や彫刻と同じように一つの分野として確立されているドローイング。この公募展はそんなドローイングを完成された線描画としてピックアップし、優れた作品を見出すとともに、国際基準に見合った展覧会を開催することを目的として設立された。応募は具象・抽象を問わず、線画・線描画による単色の未発表作。応募点数は1人3点まで。
審査員は以下の3名。応募申込用紙は公式サイトからダウンロードできる。
審査員(順不同、敬称略)
金澤毅(美術評論家)
中林忠良(版画家)
滝沢恭司(町田市立国際版画美術館学芸員)
応募締切
2013年11月30日(土) (当日消印有効)
出品料
5000円(1点)、8000円(2点)、10000円(3点)
賞
最優秀賞:1点(副賞10万円・実行委員会主催の個展開催)
優秀賞:2点(副賞各5万円・実行委員会主催の2人展開催)
入選展:12点予定(入賞・入選作品展・作品集2000部作成)
入賞・入選作品展
【会期】 2014年2月3日(月)~15日(土)
【会場】 ギャルリー志門
問合せ先
「ドローイングとは何か」展開催実行委員会事務局
☎03-3541-2511
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