【美術館】 佐久市立近代美術館30年の歩み

2013年10月03日 19:06 カテゴリ:その他ページ

 

1983年

 

図1

図1

5 佐久市立近代美術館、長野県駒場公園の一角に油井一二コレクションを母体として開館。

 

5 『新美術新聞』、佐久市立近代美術館開館〈みすずがる信濃の国に美の殿堂〉を特集(神津武士市長、油井一二ら寄稿)。

 

5 収蔵作品集第一集『佐久市立近代美術館・目録』を刊行。

 

5 美術館前庭広場に田辺光彰作・彫刻《さく》を設置。[図1]公園内には合わせて18の野外彫刻がある。

 

 

 

1984年

 

12 佐久市との共催展・佐久平の美術展始まる(現在まで27回継続)。

 

 

1985年

 

7 企画展・信州の美術シリーズ始まる(第1回は白鳥映雪、1992年の第7回まで継続)。

 

9 武者小路実篤展〈生誕百年記念〉が浜松市美術館、佐久市立近代美術館で開催される。

 

 

1989年

 

4 三浦大助市長就任。

 

4 平山郁夫・油井一二・井出一太郎、佐久市名誉市民となる。

 

 

1990年

 

図2

図2

4 佐久市立近代美術館カルチャー館・油井一二記念館としてリニューアル・オープン。吉沢コレクション(中国陶磁器。吉沢国雄寄贈)が新たに所蔵品に加わる。

 

4 収蔵作品集第二集『佐久市立近代美術館・目録Ⅱ』を刊行。

 

4 美術館ロビーに池田満寿夫作・陶壁《佐久讃歌》を設置。[図2]

 

6 美術年鑑社社長油井一人による作品の寄贈始まる。

 

 

1991年

 

6 電子美術館設置。

 

9 市制施行30周年記念特別展観開催。

 

10 第4回長野県博物館協議会巡回展「洋画の一〇〇年展〈信州を彩る作家たち〉」開催。

 

 

1992年

 

7 美術年鑑社会長油井一二歿。享年82。

 

 

1993年 

 

7 開館10周年記念特別展「近代日本美術の流れと油井一二コレクション」を開催。油井一二氏を偲ぶ現代作家秀作展を併催。

 

7 『新美術新聞』、佐久市立近代美術館開館10周年を特集、10周年に寄せて「私の感慨と期待」(河北倫明、平山郁夫ら)を収載。

 

上信越自動車道藤岡IC―佐久IC間開通。

 

 

1997年

 

10 長野新幹線(高崎―長野間)開業。新幹線・小海線佐久平駅新設される。

 

 

1998年 *2 冬季オリンピック長野大会開催。

 

 

1999年 *10 上信越自動車道全通。

 

2000年  7 特別展「岡村政子と佐久をめぐる女性画家たち」開催。

 

2003年 6 『新美術新聞』、開館20周年佐久市立近代美術館を特集(記念対談=岩間辰志サッポロビール社長・三浦大助市長)。

 

2005年  

 

4 佐久市、望月町・浅科町・臼田町と合併し新・佐久市誕生。

 

4 佐久市立天来記念館発足(開館は1975年)。

 

6 新・佐久市10万都市誕生記念・特別企画展「わが市の美術家展」開催。

 

10 新・佐久市10万都市誕生記念・企画展「比田井天来とその系譜」展開催。

 

 

2006年 7 佐久市立近代美術館所蔵名品展・はばたく日本画〈近代から現代へ〉が新潟県立万代島美術館で開催される。

 

2009年

 

4 柳田清二市長就任。

 

12 日本画家・文化勲章受章者平山郁夫歿。享年79。

 

 

2010年 3 佐久市川村吾蔵記念館、開館。

 

2013年

 

図3

図3

5 開館30周年記念所蔵名品選「時代」展開催。[図3]

 

6 ゆかりのまち提携30周年記念 佐久市立近代美術館名品展〈きらめく日本画―大観、栖鳳から現代まで〉が岡崎市美術博物館で開催される。

 

9 開館30周年記念特別企画展「平山郁夫―仏教伝来」開催。

 

敬称略。各事項の冒頭の数字は月を表し、*印は関連事項であることを示す。

(中島理壽編)

 


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