1983年
5 佐久市立近代美術館、長野県駒場公園の一角に油井一二コレクションを母体として開館。
5 『新美術新聞』、佐久市立近代美術館開館〈みすずがる信濃の国に美の殿堂〉を特集(神津武士市長、油井一二ら寄稿)。
5 収蔵作品集第一集『佐久市立近代美術館・目録』を刊行。
5 美術館前庭広場に田辺光彰作・彫刻《さく》を設置。[図1]公園内には合わせて18の野外彫刻がある。
1984年
12 佐久市との共催展・佐久平の美術展始まる(現在まで27回継続)。
1985年
7 企画展・信州の美術シリーズ始まる(第1回は白鳥映雪、1992年の第7回まで継続)。
9 武者小路実篤展〈生誕百年記念〉が浜松市美術館、佐久市立近代美術館で開催される。
1989年
4 三浦大助市長就任。
4 平山郁夫・油井一二・井出一太郎、佐久市名誉市民となる。
1990年
4 佐久市立近代美術館カルチャー館・油井一二記念館としてリニューアル・オープン。吉沢コレクション(中国陶磁器。吉沢国雄寄贈)が新たに所蔵品に加わる。
4 収蔵作品集第二集『佐久市立近代美術館・目録Ⅱ』を刊行。
4 美術館ロビーに池田満寿夫作・陶壁《佐久讃歌》を設置。[図2]
6 美術年鑑社社長油井一人による作品の寄贈始まる。
1991年
6 電子美術館設置。
9 市制施行30周年記念特別展観開催。
10 第4回長野県博物館協議会巡回展「洋画の一〇〇年展〈信州を彩る作家たち〉」開催。
1992年
7 美術年鑑社会長油井一二歿。享年82。
1993年
7 開館10周年記念特別展「近代日本美術の流れと油井一二コレクション」を開催。油井一二氏を偲ぶ現代作家秀作展を併催。
7 『新美術新聞』、佐久市立近代美術館開館10周年を特集、10周年に寄せて「私の感慨と期待」(河北倫明、平山郁夫ら)を収載。
*3 上信越自動車道藤岡IC―佐久IC間開通。
1997年
*10 長野新幹線(高崎―長野間)開業。新幹線・小海線佐久平駅新設される。
1998年 *2 冬季オリンピック長野大会開催。
1999年 *10 上信越自動車道全通。
2000年 7 特別展「岡村政子と佐久をめぐる女性画家たち」開催。
2003年 6 『新美術新聞』、開館20周年佐久市立近代美術館を特集(記念対談=岩間辰志サッポロビール社長・三浦大助市長)。
2005年
4 佐久市、望月町・浅科町・臼田町と合併し新・佐久市誕生。
4 佐久市立天来記念館発足(開館は1975年)。
6 新・佐久市10万都市誕生記念・特別企画展「わが市の美術家展」開催。
10 新・佐久市10万都市誕生記念・企画展「比田井天来とその系譜」展開催。
2006年 7 佐久市立近代美術館所蔵名品展・はばたく日本画〈近代から現代へ〉が新潟県立万代島美術館で開催される。
2009年
4 柳田清二市長就任。
12 日本画家・文化勲章受章者平山郁夫歿。享年79。
2010年 3 佐久市川村吾蔵記念館、開館。
2013年
5 開館30周年記念所蔵名品選「時代」展開催。[図3]
6 ゆかりのまち提携30周年記念 佐久市立近代美術館名品展〈きらめく日本画―大観、栖鳳から現代まで〉が岡崎市美術博物館で開催される。
9 開館30周年記念特別企画展「平山郁夫―仏教伝来」開催。
敬称略。各事項の冒頭の数字は月を表し、*印は関連事項であることを示す。
(中島理壽編)