コンスタン・トロワイヨン「小川で働く人々」制作年不詳　山寺 後藤美術館蔵

山形県の山寺 後藤美術館は同県出身の実業家・後藤季次郎が収集したバルビゾン派絵画を中核に、ヨーロッパ絵画などを所蔵する。同館のコレクション約70 点を通して、バロック期から19 世紀後半のバルビゾン派の風景画に至るヨーロッパ絵画の変遷をたどる今展。

古代の神話や聖書、文学作品などに基づく主題を展観するとともに、近代の入り口に立ったバルビゾン派の画家たちが選択した「風景」というモチーフの意味を問うことにより、近代に向かって動き始めた時代の流れを捉えるものだ。

【会期】 2013年10月20日(日)～11月18日(月)

【会場】 Bunkamura ザ・ミュージアム（東京都渋谷区道玄坂2－24－1地下1階）☎03－5777－8600

【休館】 会期中無休

【開館時間】 10:00～19:00（毎週金･土曜日は21:00まで、入館は閉館30分前まで）

【料金】 一般1300円　大学・高校生900円 中学・小学生600円　65歳以上1200円　障がい者手帳持参者は割引料金あり

【関連リンク】 Bunkamura ザ・ミュージアム

「新美術新聞」2013年11月1日号（第1327号）4面より