カジ・ギャスディン(1951年バングラデシュ生まれ)は75年に国費留学生として来日後、85年には東京藝術大学大学院で博士号を取得、30年以上日本に在住し、現在もバングラデシュと日本を行き来するなど国をまたいで作品を発表している。
一貫して抽象的な表現を続けるその作品の原点は故郷バングラデシュの色彩溢れる刺繍だというが、そこに日本での経験を加えたハイブリッドな独自性がギャスディンの持ち味と言えるだろう。今展では小品を中心に水彩・油彩の新作を約35点出品する。
【会期】 1月13日(月)~25日(土)
【会場】 ギャラリーゴトウ (東京都中央区銀座1-7-5 銀座中央通りビル7階) ☎03-6410-8881
【休廊】 日曜
【開廊時間】 11:30~18:30 (最終日は16:30まで)
【料金】 無料
【関連リンク】 ギャラリーゴトウ
「新美術新聞」2014年1月21日号(第1333号) 4面より