六甲山上を回遊しながら、様々な場所に展示されている作品を楽しむ現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014」の開催にともない、公募部門の作品プランを募集する。同展は2010年秋以来毎年行っており、今回が5回目の開催になる。
1次審査は審査員による書類選考を行い、15点前後の入選作品を6月上旬に仮決定し(入選候補者のみに通知)、その後、実現性の審査を経て6月末にWeb サイト等で正式に発表する。入選作品には制作補助金25 万円(税込)を授与。作品の完成後に2次審査を行い、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014公募大賞」を決定。招待・公募をあわせ約35組の作家が10カ所の会場で作品を展示する。全出展作家を対象に来場者が投票を行い、「六甲ミーツ・アート大賞」を選出する。
【応募資格】
年齢・国籍など不問。
【応募基準】
・六甲山の景観や会場となる施設の特性を活かし、六甲山エリアの魅力を一段と引き出せるプランであること。
・作品のジャンルや手法、素材、形態、サイズなどは自由。
・展示期間中、どのような天候や自然環境にも耐えられる作品であること。
【応募期間】
3月1日(土)~5月7日(水)
【会場の合同下見会】
4月5日(土)・6日(日)の13時から実施。参加希望者は参加希望日の3日前までに要申込み。
【賞】
「公募大賞」グランプリ1名(賞金100万円)、準グランプリ1名(賞金30万円)、奨励賞1名(賞金10万円)。その他、企業・団体が選出する賞、来場者の投票で決定する「六甲ミーツ・アート大賞」もあり。
【審査員】
杉山知子(美術家)、橋本梓(国立国際美術館研究員)、森司(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化発信プロジェクト室地域文化交流推進担当課長)、水野政一(公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団 常務理事)、岡本交右(六甲山観光株式会社 代表取締役社長)の各氏。
※1次審査(書類選考)は、上記に加え、本展共同キュレーター・坂本浩章氏と高見澤清隆氏も審査員として参加
【展覧会】
9月13日(土)~11月24日(月・祝)。会場:六甲ガーデンテラス、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム、六甲山ホテル、六甲ケーブル、天覧台、六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)
【問い合わせ】
六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014事務局 (E-mail: rma-info@rokkosan.com)
【関連リンク】
「新美術新聞」2014年3月1日号(第1337号)3面より