【東京】 Future Beauty  日本ファッションの未来性  〈招待券プレゼント〉

2012年08月15日 13:34 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

 

川久保玲(コム・デ・ギャルソン) 1983年秋冬  京都服飾文化研究財団所蔵、株式会社コム デ ギャルソン寄贈、林雅之撮影

2010年にバービカン・アート・ギャラリー(ロンドン)、2011年にハウス・デア・クンスト(ミュンヘン)で開催され、「すべての人々に必見の展覧会」と高い評価を得た「Future Beauty: 30 Years of Japanese Fashion」展。日本ファッションが持つ創造性と、その力強いデザインに潜む文化的背景に焦点を当てた同展に、新たな作品を加えた「Future Beauty 日本ファッションの未来性」が開催されている。

 

1970年代、パリに進出した高田賢三、三宅一生に導かれ、81年にそろってパリコレクションにデビューした川久保玲と山本耀司。ほぼ黒一色で、ボロをまとったかのようにたゆむ非構築的なスタイルは、女性の身体美を強調する事を重視した当時のファッション業界においてあまりに<前衛的>なものとして賛否両論を巻き起こした。彼らが引き起こした「黒の衝撃」は、それまでの西欧中心的な既成概念を根底から揺さぶり、やがて日本のファッションが世界を牽引する端緒となる。

 

 

山本耀司 1983年春夏 京都服飾文化研究財団所蔵、小山壽美代氏寄贈、広川泰士撮影

川久保玲、山本耀司の「黒」、三宅一生の「一枚の布」に始まる服飾造形に新たな地平を切り開いた脱構築的なスタイル、そして着物文化に裏付けされた高い染織技術と素材へのこだわり。彼らの生み出した表現は世界中に多くの追随者を生み、今なお着ることの新たな意味を提示する場所として、日本は世界の視線を集め続けている。

 

本展では、世界的に高い評価を得る京都服飾文化研究財団のコレクションを中心に、三宅一生、川久保玲、山本耀司ら日本を代表するファッションの巨匠たちと、「サカイ」の阿部千登勢をはじめとした彼らの遺伝子を継承する次世代のデザイナーたちの作品を紹介。20世紀後半から現代に至るまでの日本のファッションを通覧する初めての本格的な日本ファッション展となっている。デザイナー約35組、厳選された約100点の作品からこの30年の日本ファッションを総括し、その未来を探る。

 

サカイ/阿部千登勢 2012年春夏 ©sacai

【会期】2012年7月28日(土)~10月8日(月・祝)

【会場】東京都現代美術館(東京都江東区三好4‐1‐1)

☎03‐5245‐4111

【休館】月曜(ただし9/17、10/1、10/8は開館、9/18(火)は休館)

【開館時間】10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)

【料金】一般1,000円 大学生・65歳以上800円 中高生500円 小学生以下無料

【関連リンク】

東京都現代美術館公式ホームページ

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館長 庵野秀明 特撮博物館 (同時開催)

 

 

団体(大学・専門学校生)向けレクチャー

 

【日時】

9月 7日(金)10:00~17:00の間の15分程度

9月14日(金)10:00~17:00の間の15分程度

9月21日(金)10:00~17:00の間の15分程度

9月28日(金)10:00~17:00の間の15分程度

 

【対象】大学、専門学校等

【会場】東京都現代美術館地下2階研修室

【料金】無料

※定員40名。事前申込制。各日2日前まで受付

【申込、問合せ先】

京都服飾文化研究財団事務局

☎075‐321‐9221

 

 

〈招待券プレゼント〉

同展の招待券を、10組20名様にプレゼントいたします。

メールのタイトルに「Future Beauty 招待券プレゼント」とご記入の上、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤職業⑥当サイトへのご意見を以下のメールアドレスまでお送り下さい。

present@art-news.co.jp

締切 9月5日必着

 

※応募多数の際は抽選とさせていただきます。なお当選者の発表は、発送をもってかえさせていただきます。

 

 

 


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