【イベント】いま変容と対峙する:情報と批評/教育と批評

2014年11月15日 10:07 カテゴリ:最新のニュース

 

美術評論家連盟主催・創立60周年記念シンポジウム

 

1954年5月に土方定一、富永惣一をはじめ今泉篤男、河北倫明、嘉門安雄といった多くの有志によって創設された「美術評論家連盟」。その創立60周年を記念したシンポジウムが11月30日(日)に東京国立近代美術館で開催される。

 

近年、造形、表現、空間演出、ワークショップ、アートボランティアそして情報メディアといった社会全体へと波及していく性格がますます大きな広がりをみせる芸術文化。同シンポではそうした近年の動向を踏まえつつ、時代の変容の実相を「情報」、「教育」、「批評」の3つのトピックスに絞り、再検討する。

 

第1部では「情報と美術批評」というところに焦点を当て、現代の美術を形成する大きな柱の一つである情報/メディアを、近年の情報革命と呼ばれる社会現象までをも視野に収めながらみていく。

 

第2部では「教育と美術批評」に注目し、伝承の装置としての学校や美術館などでの芸術教育などを、主として議論の俎上にのせる。そしていずれの場合においても、批評という作用が変容の質を大きく左右していくキーポイントとなる。

 

 

第1部 情報と美術批評をめぐって

【時間】13:05~14:55

【司会】勅使河原純(元世田谷美術館副館長)

【登壇】池田修(BankART1929・PHスタジオ代表)/小川敦生(美術ジャーナリスト)/四方幸子(多摩美術大学・東京造形大学客員教授、IAMAS非常勤講師、明治大学兼任講師)

 

第2部 教育と美術批評をめぐって

【時間】15:00~16:55

【司会】松本透(東京国立近代美術館副館長)

【登壇】青木正弘(元豊田市美術館副館長)/加須屋明子(京都市立芸術大学美術学部准教授)/宮島達男(現代美術家、京都造形芸術大学/東北芸術工科大学 両副学長)

 

 

【日時】11月30日(日) 13:00~17:00(12:30開場)

【会場】東京国立近代美術館 地下1階講堂

【料金】無料

【申込方法】件名に「シンポジウム2014申し込み」と明記し、氏名、住所、電話番号を明記のうえ、メールまたはファックスにて申し込み。

【定員】150名になり次第、申込受付終了。

【申込先】美術評論家連盟事務局 メール aica.jp@dream.com FAX 03-3626-7528(8:00~20:00受付)

【関連リンク】美術評論家連盟

 


関連記事

その他の記事