「新美術新聞」2015年2月1日号(第1366号)を発行しました。
今号1面トップは、1月25日から3月29日まで札幌芸術の森美術館で開催される「笠井誠一展」。立軌会を中心に発表を続ける洋画家の、生地札幌における初の回顧展である今展では、その60年余の画業を初期の風景や人物画、滞欧時の作品から現在に至る静物画、近年の室内風景まで約120点の作品と資料でたどります。ご寄稿は、多摩美術大学客員教授・竹田博志氏。そのほか、新制作協会会員の佐藤泰生の和光大学退職記念展「泰生の半生を再生。」、美術界の第一線で活躍する女流作家が一堂に集う「THE・女流展 vol.3」をご紹介しています。
◆2015年2月1日号のラインナップ
【展覧会紹介】
笠井誠一展(札幌芸術の森美術館/寄稿:多摩美術大学客員教授・竹田博志)、佐藤泰生 和光大学退職記念展「泰生の半生を再生。」(和光大学パレストラ/寄稿:美術評論家・安井収蔵)、THE・女流展 vol.3(日本橋三越本店本館6階美術特選画廊/寄稿:多摩美術大学教授・本江邦夫)、生誕100年記念 小谷博貞・絵画の冒険(北海道立近代美術館)ほか
【インタビュー】
〈青春プレイバック〉藪野 健(洋画家) 「記憶の都市で、時と場を超え、懐かしい人と対話する」
〈フェイス21世紀〉押江千衣子(美術家)「生み出すよう 育てるよう」
【美術界ニュース】
2014年美術展入場者数ベスト20「オルセー、故宮、日本国宝の三つ巴」、「2020年に向けた文化イベント等の在り方検討会」第1回開催、第25回タカシマヤ美術賞・団体助成決まる、「アートオリンピア」追加審査員に池村玲子氏ほか
【好評連載】
現在通信 From NEW YORK=富井玲子「ポストモダン二題」
街角アート=星野清一「ひつじ雲」
【コラム・寄稿】
日々好日=赤堀郁彦(漆芸家)「バカン望郷」
画材考=高田啓介(洋画家)「画面に破綻を求めて」
第26回「カルコン日米合同会議」ワシントンD.C.で開催=栗原祐司(東京国立博物館総務部長)
宇都宮美術館館外プロジェクト「おじさんの顔が空に浮かぶ日」を実施して=小堀修司(宇都宮美術館学芸員)
【グラフ】
第41遙玄展、創立45周年記念ユース美術会展
【美術館ギャラリーガイド】
2015年2月展覧会スケジュール一覧
*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!
「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/