「CURATORS TV」を運営する一般社団法人 WORLD ART DIALOGUE(代表理事 中川眞)が、3月25日(水)まで「お好きな美術館へ1年間ご招待!! CURATORS TVアンケート」を実施している。
このアンケートは、美術展のギャラリートークをアーカイブ・インターネット配信する「CURATORS TV」の運営に伴う社会的・学術的な効果を測定するためのもの(科学研究費補助事業)。アンケート回答者のうち、抽選で5組10名を全国の好きな美術館へ1年間招待する。さらにTwitter、FacabookなどSNSや、ブログなどでアンケートを紹介すると当選確率が2倍になるとのこと。
一般社団法人 WORLD ART DIALOGUE(通称=ARTLOGUE)の前身である「キュレーターズ・ティービー CURATORS TV プロジェクト」は、美術館やアート関連施設などで行われているギャラリートーク映像をリソースとし、それを大量収集、保存した上で、インターネットを通して配信することにより、アートへのアクセシビリティの向上、理解の促進、アートに対する地域間や身体的格差の是正を目標としたプロジェクト。2010年大阪市立大学都市研究プラザにおけるグローバルCOE「社会的包摂と文化創造に向けた都市の再構築」の一環として始まり、2年間の準備期間と1年間の実施を経て、2013年4月に一般社団法人WORLD ART DIALOGUE(ARTLOGUE)が設立された。
現在、ARTLOGUEは「CURATORS TV」のほかにも、展覧会やイベントの企画・運営、プロモーション・メディア協力、ITを活用した展示など様々なサービスを展開中。今後は、ユーザーのデスクトップの壁紙に毎日、現在展覧会会期中のアート作品を提供するサービス「ARTS WALL」、展覧会会場を全天球撮影(360度)し、臨場感を持って展示を紹介する「CURATORS TV Panorama(仮称)」のリリースを予定している。
【関連リンク】 CURATORS TV