モダン百花繚乱「大分世界美術館」-大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」
世界的建築家・坂 茂による国内初の公立美術館として注目を集める大分県立美術館(OPAM)が4月24日に開館、開館記念展第1弾となるモダン百花繚乱「大分世界美術館」-大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」が開幕する。
大分県は古来より、宇佐・国東地域を中心とした宗教文化の展開や、南蛮貿易の活発化による西欧文化との接触、江戸時代後期から大正期にかけての南画の隆盛など、異文化との交流を通じて多種多様な人物・文物が行き交い、大分ならではの個性的な風俗や文化が培われてきた土地。開館記念展では、こうした大分の土壌に基づき、大分の文化を象徴する作品と、世界的に知られた美術館の名作、あるいは日本を代表する美術館のさまざまな名品とが、大分の地でかつてない“出会い”をなし相互に響き合う“大分世界美術館”を提示する。
国内外の美術館や個人コレクション等から厳選された200余点からなる今展では、室町期から現代にいたる絵画、彫刻、工芸、写真などの作品が“モダン”という底流のもとに、時代や地域、ジャンルを越えて会場を構成。「モダンの祝賀」「死を超える生・咲き誇る生命」など5章構成によってひとつひとつの作品の真価を問い、その芸術の源泉を再確認すると同時に、新たな魅力を創出する。
開館記念展vol.1 モダン百花繚乱「大分世界美術館」-大分が世界に出会う、世界が大分に驚く「傑作名品200選」
【会期】2015年4月24日(金)~7月20日(月・祝)
【会場】大分県立美術館(大分市寿町2番1号) TEL097-533-4500
【休展】5月11日(月)、25日(月)、6月8日(月)、22日(月)、7月6日(月)展示替えのため休展
【開館】10:00~19:00(金・土曜は20:00まで、入館はそれぞれ閉館30分前まで)
【料金】一般1,200円 大学生900円 高校・中学・小学生500円
【関連リンク】大分県立美術館
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