加島美術の美術品展示販売イベント「美祭 -BISAI-」が、10月10日より開催される。
同イベントは、絵画や掛軸などの日本美術から現代美術までを幅広く取り扱う同画廊が、新たなアートライフの提案をコンセプトに2007年から年に2回、春と秋に開催してきたもので、今回で18回目。今回、特に注目されるのは「奇想の画家」として再発見されて以来、ますます人気の高まる伊藤若冲や、三菱一号館美術館での展覧会も好評だった“画鬼”河鍋暁斎。ほかに、日本を代表する文豪・夏目漱石の筆による優品や尾形乾山ら琳派の傑作なども出品される。
出品点数は計420点。いずれの作品も美術館で観賞する機会こそあれ、購入が可能な状態で向き合うことは滅多にないであろう逸品だ。感性が研ぎ澄まされる芸術の秋、美術館とはひと味違った空間で、日本美術の繊細な美しさを堪能したい。
会期中の10月18日(日)には、練馬区立美術館館長・若林覚氏による講演会「私の美術漫歩ー新しきこと 珍しきこと 面白きこと」を開催。美術愛好家から初心者まで日本美術に親しむための“はじめの一歩”として楽しむことが出来る内容となっている。申込みWeb申込フォームより。
[ 取扱い作家 ] 伊藤若冲・酒井抱一・柴田是真・与謝蕪村・円山應挙・西郷南洲・夏目漱石・樋口一葉・正岡子規・松尾芭蕉・棟方志功・伊東深水・荻須高徳・下村観山・横山大観 他多数
【会期】2015年10月10日(土)~10月21日(水)
【会場】加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)
【TEL】03-3276-0700
【時間】10:00~18:00
【休廊】会期中無休
<関連イベント>
講演会「私の美術漫歩ー新しきこと 珍しきこと 面白きこと」
【講師】若林覚(練馬区立美術館館長)
【日時】10月18日(日) 14:00~(開場13:30) ※入場無料
【料金】無料
【定員】30名程度 ※応募者多数の場合は抽選
【申込】Web申込フォームより ※締切日:10月9日(金)
【関連リンク】加島美術