世界に誇るべき日本の伝統工芸文化の発展に寄与する〈伝統×イノベーション〉の「匠」を表彰する「三井ゴールデン匠賞」の募集が、9月17日より始まっている。
2020年に向かって日本への世界的関心が高まるなか、伝統工芸における卓越した技法や様式を継承しながら、革新的アイデアを積極的に取り入れ、発展させている個人またはグループを対象とするもので、三井グループ24社で構成する三井広報委員会が主催。経済産業省、一般財団法人 伝統的工芸品産業振興協会が後援する。
審査は〈技術〉〈革新性、アイデア性〉〈作品のクリエイティブ、美、デザイン〉〈有用性〉〈国際性〉〈継続性〉という6つの基準に則って行われ、「三井ゴールデン匠賞」(若干名)を選出。その中から審査員審査によるグランプリと、一般のWEB投票によるモストポピュラー賞が決定される。
【応募資格】
1.伝統工芸品、日用品などに新しいアイデアを加味したオリジナリティあふれる取り組みを実現していること。
※観賞用など芸術分野について革新的取り組みを行っている個人、グループも応募可。
※食品、生花など長期の展示が困難な作品分野は対象外。
2.実際にその取り組みを現在も進行させており、継続性が認められること。
3.原則として、100年以上続く伝統的な技術・技法により製造されていること。
4.国際的な取り組みを行っている、または今後海外に展開する可能性が高いこと。
5.予備審査を通過した際、2016年2月5日(金)必着で事務局が指定する宛先(東京都内)に作品を発送できること。
【応募期間】
2015年9月17日(木)~11月30日(月) ※消印有効
【応募方法】
公式サイトより専用の応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、作品写真を添えて事務局宛に郵送。
【審査員】
飯野健司(三井広報委員会 委員長、三井不動産 取締役常務執行役員)
赤瀬浩成(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 代表取締役)
内村 宏(三越伊勢丹 商品統括部 呉服美術統括部 美術商品部長)
グエナエル・ニコラ(デザインスタジオ「キュリオシティ」 代表)
酒井正明(伝統的工芸品産業振興協会 専務理事)
佐々木千雅子(伝統的工芸品産業振興協会 相談員)
佐藤達郎(多摩美術大学 教授〈広告論/マーケティング論/メディア論〉、コミュニケーション・ラボ 代表)
ゾェルゲル・ニコラ(老舗梅干専門店「ちん里う本店」 役員)
田中里沙(宣伝会議 取締役副社長兼編集室長)
ボブ田中(東北芸術工科大学デザイン工学部 教授、創造性開発研究センター研究員、(株)ボブ田中事務所 代表)
水野 学(クリエイティブディレクター、good design company 代表、慶應義塾大学 特別招聘准教授)
矢島里佳(和える 代表取締役)
山田 遊(バイヤー 監修者)
※順不同・敬称略
【賞】
三井ゴールデン匠賞:50万円
グランプリ:100万円(三井ゴールデン匠賞50万円+グランプリ50万円 計100万円)
モストポピュラー賞:70万円(三井ゴールデン匠賞50万円+モストポピュラー賞20万円 計70万円)
【スケジュール】
2015年11月30日(月):応募締切(消印有効)
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予備審査
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2016年2月予定:三井ゴールデン匠賞授賞者発表、WEBによる一般投票(モストポピュラー賞)開始
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2016年3月29日(火):贈賞式、グランプリおよびモストポピュラー賞の発表
【応募先・問合せ】
〒107-8550 東京都港区南青山3-11-13 三井ゴールデン匠賞事務局(宣伝会議内)
TEL:03-3475-7673(月曜~金曜9時~18時)
MAIL:mgt@mitsuipr.com
【関連リンク】「三井ゴールデン匠賞」公式サイト