所沢「COOL JAPAN FOREST 構想」の美術館アドバイザリーボードに南條史生氏

2016年03月17日 10:31 カテゴリ:最新のニュース

 

 

昨年6月に設置が発表された「COOL JAPAN FOREST 構想」のアドバイザリーボードが判明、美術館部門に南條史生氏が就任したことが明らかになった。

 

「COOL JAPAN FOREST 構想」は所沢市と株式会社KADOKAWAの共同プロジェクトで、その中心となるのが株式会社KADOKAWAが東所沢地域に建設を予定している「(仮称)ところざわサクラタウン」だ。「(仮称)ところざわサクラタウン」は文化コンプレックスと製造・物流施設によって構成され、文化コンプレックスは図書館、美術館、博物館が融合した複合施設となる予定。同市はアニメ・ゲームにとどまらない日本文化の底力をや魅力を発信する「クール・ジャパンの総本山」として位置づけている。

 

今回、その美術館部門のアドバイザリーボードに就任した南條氏は「日常生活に身近なところにアートがあり、ひとつの街として様々な体験ができる。この美術館は街づくり、パブリックアートはもとより学びと祝祭の拠点として機能するユニークなものになるでしょう。今まで、美術館づくり、街づくり、パブリックアートなどで培ってきた経験を、このプロジェクトに生かしていきます」とコメント。KADOKAWAによると南條氏が今後、同館の館長として実際に就任するかは現時点では未定とのことだが、美術館の構想や実際の企画展などに関わっていくという。

 

なおアドバイザリーボードにはこのほか博物館に荒俣宏氏、図書館に松岡正剛氏が就任。また後藤高志(株式会社西武ホールディングス代表取締役社長等)、増田宗昭(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役社長兼CEO)、山本マーク豪(コンティニューム株式会社代表取締役)、中川雅寛(株式会社乃村工藝社取締役)、川上量生(カドカワ株式会社代表取締役社長等)、隈研吾の各氏が名を連ねている。

 

「(仮称)ところざわサクラタウン」は東京オリンピック・パラリンピックが行われる2020年までに完成を目指す。

 

 


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