雑誌『VOGUE』や『GQ』を中心に、 100年以上にわたりファッション写真の傑作を世に送り出してきたコンデナスト社。そのアーカイヴ作品の中から、厳選したオリジナルプリントと誌面を展示する「Coming into Fashion – A Century of Photography at Condé Nast コンデナスト社のファッション写真でみる100年」展がシャネル・ネクサス・ホールで開催されている。

世界各都市を巡回する今展では、ニューヨーク、パリ、ロンドンおよびミラノのコンデナスト社が保有する800万点におよぶアーカイヴの中から選ばれたオリジナルプリントと、実際の誌面が展示。会場は、1910年代～30年代、40年代～50年代、60年代～70年代、80年代以降の4つの展示エリアに分かれており、その時代に活躍したフォトグラファーによって、その時代のファッションが巧みに切り取られている。

作品は、ホルスト・P・ホルスト、ヘルムート・ニュートン、ブルース・ウェーバー、ピーター・リンドバーグ、ティム・ウォーカー、パトリック・ドゥマルシュリエ、マリオ・テスティーノなどファッション写真界の巨匠たちによって撮影された名作がずらり。さらに、壁一面に並べられた1925年から2012年までの52冊の『VOGUE』にも注目したい。

東京での展覧会は4月10日(日)まで。その後、「KYOTOGRAPHIE京都国際写真展」(2016年4月23日(土)～5月22日(日))のプログラムとして、京都市美術館別館へ巡回する。

【会期】2016年3月18日(金)～4月10日(日)　※会期中無休

【会場】シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3　シャネル銀座ビルディング4Ｆ)

【開場】12:00～20:00

【料金】無料

【問合せ】シャネル・ネクサス・ホール事務局　03-3779-4001

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