毎年会場入口で来場者を出迎えてくれるアートフェア東京恒例の「メルセデス・ベンツ アートカー」が今年も登場する。
これまで杉本博司(2013年)や金氏徹平(2014年)、森山大道(2015年)など第一線で活躍するアーティストがベンツとコラボレーションを果たしてきたこのプロジェクトだが、今年デザインを担当するのは「PixCell」シリーズなどで知られる名和晃平。
今回、車体を飾るコンセプトは「PixCell on Pixel」。「PixCell(映像の細胞)」という概念により、コンピュータのモニターをクリスタルガラスの球体で覆う。モニターに流れる映像は球体のレンズ効果で拡大され、RGBのドットに還元される。「Cell」が入れ子になった「PixCell on Pixel」というコンセプト/ビジュアルがメルセデスベンツの車体を覆う。
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