「シェル美術賞2017」7月1日より作品募集を開始―学生特化の新企画&多様な視点からの審査

2017年06月27日 15:43 カテゴリ:最新のニュース

 

 

若手作家の登竜門「シェル美術賞2017」(主催:昭和シェル石油株式会社)の作品募集が、間もなく開始される。

 

昨年、創設60周年という節目を迎えた同賞は今回から、学生支援に特化した新企画を実施。学生特別賞(1~2点)を設け、出品料を割引(専門学校・大学・大学院生が対象、高校生無料)展覧会の入場が学生無料となる。

 

また、審査も多様な分野からの5名体制となり、今回は島敦彦(金沢21世紀美術館館長)、新藤淳(国立西洋美術館研究員)、能勢陽子(豊田市美術館学芸員)、橋爪彩(アーティスト、シェル美術賞受賞作家)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)が審査を行いグランプリ(1点・賞金100万円)ほか受賞・入選作品を決定する。募集内容は以下。

 

【応募資格】日本在住、40歳以下(2017年3月31日時点)

 

【募集作品】S100号(162.0×162.0cm)以内の平面作品で2015年以降に制作された新作。作品の厚さ、重量は15cm、30kgまで。

 

【申込期間】 7月1日(土)~9月1日(金)必着

 

【出品料】 1点7,000(6,000)円、2点11,000(9,000)円、3点14,000(11,000)円
※1人3点まで
※専門学校・大学・大学院生は括弧内の割引料金(高校生無料、ただし出品は1人1点まで)

 

【賞・賞金】
グランプリ(1点):賞金100万円
審査員賞(5点):賞金各30万円
学生特別賞(1~2点):賞金10万円
入選:約45点

 

【審査員(50音順、敬称略)

 

【応募方法】
出品料を振込の上、申込書類を定形・定形外郵便、レターパック・ゆうパックでシェル美術賞事務局まで郵送。※応募要項ダウンロードはこちら→「シェル美術賞2017」応募要項ダウンロード

 

「シェル美術賞展」は12月13日(水)から25日(月)まで、東京・六本木の国立新美術館にて開催。会期中には審査員と受賞作家によるアーティストトークが行われる。また、過去の受賞・入選作家4名による企画展「シェル美術賞 アーティスト・セレクション(SAS)」には今回、柴田七美(1985年熊本県生まれ、本江邦夫推薦)、西村 有(1982年神奈川県生まれ、能勢陽子推薦)、竹中美幸(1976年岐阜県生まれ、島敦彦推薦)、熊野 海(1983年福井県生まれ、昭和シェル石油推薦)が出品する。

 

【展覧会】シェル美術賞展2017

【会期】2017年12月13日(水)~25日(月) ※19日(火)休館

【会場】国立新美術館(東京都港区六本木7-22−2)

【TEL】03-6812-9921(会期中のみ)

【開館】10:00~18:00(入館は17:30まで)

【料金】一般400円 学生、70歳以上、障がい者手帳持参者(付添1名含む)は無料

 

【関連リンク】シェル美術賞2017

 


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