呉 美樹（ご・みき／Oh Misoo、1979年生まれ）は多摩美術大学で版画を専攻し、絵画、肖像画、版画、環境問題支援ポスター、ウェディングボードの制作と幅広い分野で創作活動を続けている。5年前の初個展で大学浪人中に遊びで作ったお面を出品し、以降の個展でも展示したところ好評を博した。今展はその“看板娘”、 立体でもあり平面でもあるお面がメインとなる。

また、呉は電熱ペンを使って木を焦がし、イメージを描くバーニングアートも制作してきた。ギャラリーアビアントで初めての開催となる今展でも、檜を素材にその手法で制作したお面のほか、ドライフラワー、天然のさざれ石など様々な自然素材を駆使して表現した作品を10～20点展示する。約2ｍ×1ｍのバーニングアートの大作《Dreaming》も目玉になりそうだ。

描くこと、生きること、すべてエネルギッシュに挑む呉。ジャンルに縛られることなく、自由に制作する彼女ならではのユーモア溢れるアートを楽しめるだろう。会期中の9月17日(日)11:00よりシルクスクリーンのワークショップを開催する。

【会期】2017年9月11日(月)～18日(月)
【会場】ギャラリー ア ビアント（東京都墨田区吾妻橋1-23-30 リバーピア吾妻橋1F）
【TEL】03-3621-0278
【開廊】11:00～19:00 ※日曜日、最終日は17:00まで

【関連リンク】ギャラリー ア ビアント