花をモチーフにした作品を追求し続けている日本画家・岩井尚子(いわい・ひさこ、1982年生まれ、多摩美術大学大学院修了)。岩井にとって花を描くことは、生命の連鎖が生じる不可触の領域を視覚化することを意味する。日常では見ることのできない、小さくも力強い生命の営みが、岩井の繊細な線描により画面上で表情豊かに浮かび上がる。主に墨を用いた大小の作品10点程を展示。
【会期】 2012年9月24日(月)~29日(土)
【会場】 なびす画廊(東京都中央区銀座1-5-2ギンザファーストビル3階)
☎03-3561-3544
【休廊】 会期中無休 【開廊時間】 11:30~19:00 最終日は17:00まで
【料金】 無料
【関連リンク】 なびす画廊
「新美術新聞」2012年9月21日号(第1291号)2面より