日本画家、そして浄土宗僧侶である鵜飼義丈(1975年静岡県生まれ)が、初の本格的な個展を開催する。
名古屋芸術大学を卒業。1997年から日展に出品し、日春展で日春賞、外務大臣賞にも輝く気鋭の画家である。豹や鯨、鮫など大型動物を得意とし、自らの調製による絵具も用い、固定的なジャンル分けにとらわれない現代的な作品で注目されてきた。
ジャガー9点の連作「九相図」など新作約15点が出品。10月3日~9日の松坂屋名古屋店の後、東京に巡回する。東美アートフェア・村越画廊ブースでは、入口を飾る「阿吽の豹」を見ることができる。
【会期】 2012年10月19日(金)~11月2日(金)
【会場】 村越画廊(東京都中央区銀座6―7―16岩月ビル8階)☎03―3571―2880
【休廊】 日曜 【開廊時間】 10:00~19:00(土曜のみ18:30まで)
【料金】 無料
【関連リンク】 村越画廊公式ホームページ
「新美術新聞」2012年10月11日号(第1293号)4面より