昭和15・1940年8月15日生まれ、平成11・1999年6月21日重要無形文化財「沈金」保持者(人間国宝)に認定。
作者は金沢美術工芸大学で日本画を学んだ後、父・大峰に師事し伝統的な沈金技法を習得、さらに公立学校における美術教育に携わりながら制作活動及び技法の研究を重ね、沈金刀(彫刻刀)の工夫をして、その彫りを生かし各種の彫刻技法を駆使した制作を行う。
なお、金・銀粉などの素材の色彩効果を用い装飾効果を高め、情感豊かな独自の作風を築いて各種展覧会に多くの作品を発表し高く評価される。
【展覧会情報】
◎第32回日本伝統漆芸展
2015/3/3(火)〜3/9(月) そごう広島店 本館8階美術画廊 ※終了
2015/4/7(火)〜5/10(日) 熊本県伝統工芸館
◎第62回日本伝統工芸展
2015/9/17(木)〜9/28(月) 日本橋三越本店
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