さまざまな工芸が受け継がれる加賀の地に生まれ、加賀の工芸素材の一つである銀箔に魅せられ釉裏銀彩の仕事に取り組んで35年を経ました。銀箔をいろいろな形、文様に切り何種類かの釉薬で制作に取り組んでまいりました。 この作品は素地に墨色を施し、銀箔を桜の文様や花弁の形に切って貼り付け焼成を繰り返した後に紫苑釉と名付けた釉薬を施した作品です。 これからも自分なりの焼きもの仕事を追い求め創作活動に励んでまいります。 〈一覧に戻る〉