伝統に捉われず自然体で表現した作品です。黒漆を使い杢を表現するのではなく、木が漆を吸い込んだ様をそのまま表現し、ワンポイントに銀線の象嵌を施しました。 高いレベルの工芸が息づく石川県で四百年以上の歴史のある山中漆器の挽物技術を学べたことが受賞に繋がったと感じます。 〈一覧に戻る〉