愛知県立芸術大学の教授を来年3月で退任となる松村公嗣(1948年奈良県生まれ、日本美術院同人理事)。雑誌『文藝春秋』の表紙絵でも知られる日本画家が、新作約30点と旧作10点による個展を大丸京都店で開催する。(名古屋展、大阪展は終了)
松村は愛知県立芸術大学にて片岡球子に師事。同大学院修了後、院展で受賞を重ね、98年に日本美術院賞(大観賞)を受賞、同人に推挙された。院展での発表とともに、山種美術館賞展への出品や全国での個展と、たゆまぬ創作を一貫し、現在へ至る。
風景の感動を優美な装飾で彩り、光をとらえるような情感は松村特有の味わいである。今展では、ヨーロッパ、中国、日本国内の風景画に花鳥画を展覧。四季の移ろいに心を寄せ、色彩ゆたかに描きあげられた作品群となる。
【会期】 2012年12月12日(水)~18日(火)
【会場】 大丸京都店6階美術画廊(京都市下京区四条通高倉西入立売西町79)
☎075-211-8111
【休廊】 無休 【開廊時間】 10:00~20:00
【料金】 無料
作家によるギャラリートーク
12月15日(土) 14:00~