出口王仁三郎とその一門の作品展
思想家であり芸術家である出口王仁三郎(1871~1948)は、「芸術は宗教の母なり」と唱え、自らも書、画、短歌、陶芸など芸術活動に取り組み、膨大な作品を創作した。なかでも耀盌とよばれる楽茶碗は、陶芸評論家の加藤義一郎が「近代フランスの油絵のような」と称して賞賛したのをはじめ、国内はもとより海外で高く評価された。
王仁三郎とその一門による作品展は、1972年、パリの市立セルヌスキ美術館で開催され、その後要請を受け、フランス国内をはじめロンドン、ロッテルダム、ゲントなど欧州の各都市で開催、さらにはニューヨークやサンフランシスコ、カナダのビクトリアなどでも開かれ大きな反響を呼んだ。今展でも、各国で高い評価を得た出口王仁三郎とその一門による陶芸、書画などが出品される。
東京展:北とぴあ
【会期】 2013年1月6日(日)~12日(土)
【会場】 北とぴあ 地下1階展示ホール(東京都北区王子1-11-1)
☎03-5390-1100
【開館時間】 10:00~19:00 (入場は閉館の30分前まで)
【休館】 無休 【料金】 無料
【関連リンク】 北とぴあ 公式ホームページ
鎌倉展(展示作品は一部変更あり):鎌倉芸術館 ギャラリー
【会期】 2013年3月19日(火)~24日(日)
【会場】 鎌倉芸術館 ギャラリー(神奈川県鎌倉市大船6-1-2)
☎0467-48-5500
【開館時間】 10:00~17:00 (入場は閉館の30分前まで)
【休館】 無休 【料金】 無料
【関連リンク】 鎌倉芸術館 公式ホームページ
「新美術新聞」2013年1月1・11日合併号(1300号) 8面より