フランスはリヨン南方、ローヌ・アルプ山間部の小さな村に「シュヴァルの理想宮」(写真上)はある。それは、郵便配達夫フェルディナン・シュヴァルが夜な夜な石を積み上げセメントで固め、33年もの月日をかけて造り上げた不思議の城。その完成100年を記念して、フランス人作家を中心とした独学による芸術活動を展開する作家22名がシュヴァルの“自由なる創造”を賞賛し、オマージュを捧げる。現地フランスの「理想宮」からも公認されたヨーロッパ圏外で最大の特別企画として、ガウディ建築の写真でも知られるクロヴィス・プレヴォー、マリオ・デル・クルトの写真に、本展のための描き下ろし新作を含む約120点が展示される。
【会期】 2012年12月1日(土)~2013年2月23日(土)
【会場】 ギャルリー宮脇(京都市中京区寺町通二条上ル東側)
☎075-231-2321
【開館時間】 13:00~19:00
【休館】 日・月曜 ※12月24日(月)~1月14日(月)は冬期休廊
【料金】 無料
【関連リンク】 ギャルリー宮脇 公式HP