歌舞伎座が4月に新開場となることを記念し、近世の芝居小屋から現在の歌舞伎座までを、絵画作品を中心にたどる展覧会が開かれる。
歌舞伎には「役者」と「観客」、その間に生まれる特有の応酬に、両者を結び付ける「劇場」が不可欠。展示は「劇場空間の成立」「歌舞伎の名優たち」「芝居を支える人々」の3章から構成され、重文・重美を含む桃山・江戸時代の屏風に、歌川国貞による《役者はんじ物 市川團十郎》など数々の名品・優品が出品する。伝統芸能の豊かな歴史を、「劇場」の視点から映し出す。
【会期】 2013年2月6日(水)~3月31日(日)
【会場】 サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
☎03-3479-8600
【休館】 火曜
【開館時間】 10:00~18:00(金・土曜および2月10日のみ20:00まで、入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般1300円 大学・高校生1000円 中学生以下無料
【六本木アートナイトの情報】
3月23日(土)は「六本木アートナイト2013」のため、24時まで開館。また、「六本木アートナイト割引」のため、一般および大学・高校生は一律500円
【関連リンク】 サントリー美術館 公式ホームページ
「新美術新聞」2013年2月11日号(第1303号)4面より
※展示替えあり ※無断転載禁止