パブロ・ピカソがスペイン内戦における爆撃を世界に告発するために制作した「ゲルニカ」のタピスリ、ドイツ軍がロッテルダム中心部を爆撃によって破壊した悲劇を語るオシップ・ザッキン「破壊された都市」、ドイツ軍による空襲のため地下鉄構内に避難したロンドン市民の姿と結び付くヘンリー・ムーアの「奉献(三人の女性と子供)」、東京大空襲の悪夢のような記憶に対峙する井上有一「東京大空襲」連作等、無差別爆撃を主題にした収蔵作品を主に戦争と平和というテーマで展覧。
【会期】 2013年1月19日(土)~3月24日(日)
【会場】 群馬県立近代美術館(高崎市綿貫町992-1)
☎027-346-5560
【開館時間】 9:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
【休館】 月曜(2月11日は開館)、2月12日(火)
【料金】 一般500円 大高生250円 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料
【関連リンク】 群馬県立近代美術館 公式ホームページ
記念講演会「井上有一の書」
3月10日(日)14:00~15:30
【講師】海上雅臣氏(美術評論家・ウナックトウキョウ主宰)
申込不要、要観覧料
学芸員による作品解説会
3月9日(土)14:00~15:00
申込不要、無料
「新美術新聞」2013年2月11日号(第1303号)4面より