新制作派協会(現・新制作協会)の創立会員で、写実から幾何学的な抽象画、晩年の顔の連作など、時代毎にバラエティーに富んだ作品を遺した猪熊弦一郎(1902~93、香川県生まれ)の芸術性を多面的に紹介する回顧展。
香川県立ミュージアム所蔵の猪熊作品約30点を丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(MIMOCA/ミモカ)の所蔵品と併せ約50点を展示、具象画と抽象画など作風の異なる作品を並べながら、特徴ごとに展観、変化と不変の両面から「猪熊らしさ」を一望する。
【会期】 2013年1月13日(日)~4月4日(木)
【会場】 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(香川県丸亀市浜町80-1・JR丸亀駅前)☎0877-24-7755
【休館】 会期中無休
【開館時間】 10:00~18:00(入館は閉館30分前まで)
【料金】 一般950円 大学生650円 高校生以下または18歳未満無料
【関連リンク】 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 公式ホームページ
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「新美術新聞」2013年2月11日号(第1303号)4面より