【奈良】 古事記の歩んできた道

2012年07月05日 14:50 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

 

古事記〈梵舜本〉上巻(國學院大學図書館蔵)

『古事記』が和銅5年(712年)に編纂されてから1300年。記念となる今年、『古事記』にまつわるさまざまな資料から、長きに渡って読みつがれてきたその道筋が紹介される。

 

『古事記』は日本建国の由来と推古天皇(554~628)までの歴代天皇について記した書物で、まとまった分量の文献としては日本最古である。その編纂は天武天皇から元明天皇の時代に完成し、太安萬侶(おおのやすまろ)が稗田阿礼(ひえだのあれ)の言葉を記したともいわれる。

 

THE HARE OF INABA (個人蔵) 表紙

現存最古の写本である『古事記』(真福寺本)をはじめとする写本、編纂と同時代の文字資料、後世の研究など多彩な展示となる。

 

【会期】2012年6月16日(土)~7月16日(月・祝)

【会場】奈良国立博物館(奈良市登大路町50)

☎050-5542-8600 【休館】月曜、ただし祝日は開館

【開館時間】9:30~17:00(金曜のみ19:00まで、入館は閉館30分前まで)

【料金】一般500円

【関連リンク】 www.narahaku.go.jp/

 

 

 

 

 


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