画壇の重鎮作家から気鋭の若手作家まで、現代日本の美術界を代表する日本画・洋画・工芸の現存作家が一堂に会する恒例の新作巡回展「21世紀展」。13回目となる今年は139名が参加する。主な出品作家は、日本画では、石本正、上村淳之、千住博、土屋禮一、手塚雄二、中路融人、中島千波、松尾敏男、森田りえ子など。洋画では、池口史子、笠井誠一、絹谷幸二、小杉小二郎、島村信之、中山忠彦など。工芸では、籔内佐斗司、十四代今泉今右衛門、永樂善五郎、中島宏、深見陶治、十五代樂吉左衞門などだ。また今年は、3年毎の出品作家の見直しの年で、新たに日本画の奥村美佳、川嶋渉、芝康弘、柳沢正人、洋画の安彦文平、卯野和宏、大畑稔浩、工芸の池田巖、黒田泰蔵、三上亮が加わった(今回の出展作品一覧はこちら)。5月の東京展後、「五都美術商連合会」に加盟する美術商による入札が行われる。
第13回 伝統からの創造 21世紀展
【会期】 2013年4月23日(火)~27日(土)・5月25日(土)~28日(火)
【会場】 東京美術倶楽部(東京都港区新橋6-19-15) ☎03-3432-0191
【開場時間】 10:00~17:00
【料金】 無料
【関連リンク】 東京美術倶楽部
【巡回】
4月30日(火)~5月2日(木)京都美術倶楽部
5月7日(火)~9日(木)金沢美術倶楽部
5月11日(土)・12日(日)富山美術倶楽部
5月15日(水)~17日(金)大阪美術倶楽部
5月21日(火)~23日(木)名古屋美術倶楽部
「新美術新聞」2013年4月21日号(第1310号)1面より