郷里・奈良の寺社や仏像を主なテーマとし、昨年には奈良県立万葉文化館と日本橋髙島屋での個展を成功させた洋画家・金森良泰(1946年奈良市生まれ、独立美術協会会員、千葉大学名誉教授)。東京藝術大学大学院を修了後、独立展を軸に安井賞展などへ参加、2011年には紺綬褒章を授与された。
今展では、自らのルーツ「大和路」に根差した世界観が小江戸・川越の街並みと響きあい、新たな魅力も見いだせるだろう。フレスコ画技法による、落ち着きある奥深いマチエールをじっくりと楽しみたい。80号から小品まで約25点の出品を予定する。
【会期】 2013年5月26日(日)~6月9日(日)
【会場】 ギャラリーユニコン(埼玉県川越市中原町2-23-2)
☎049-229-5201
【休廊】 水曜
【開廊時間】 11:00~18:00(最終日のみ16:00まで)
【料金】 無料
「新美術新聞」2013年5月21日号(第1312号)4面より
【関連記事】 第80回記念独立展特集