現代における「日本画」の意味を問い続ける三瀬夏之介(1973年奈良県生まれ、東北芸術工科大学准教授)。今夏には平塚市美術館での発表も控える画家が、東北の地・青森で個展を開いている。
コラージュのように継ぎ足される和紙や墨を素材とし、精妙な景観には、UFOや恐竜など空想の産物が自然と等しく描かれる。今展では、新作「ぼくの神さま」や約50mの「奇景」、「空虚五度」などが展示空間を埋め尽くす。神話的でありながらキッチュな作風は、「日本画」の多様性を見せてくれることだろう。最終日には、クロージングトーク「東北画とは何か?」が予定される。
【会期】 2013年4月27日(土)~6月23日(日)
【会場】 国際芸術センター青森(青森市合子沢字山崎152―6)☎017―764―5200
【休館】 会期中無休
【開館時間】 10:00~18:00
【料金】 無料
【関連リンク】 国際芸術センター青森
クロージングトーク「東北画とは何か?」
2013年6月23日(日) 14:00~16:00
【出演】 三瀬夏之介、鴻崎正武(画家、東北芸術工科大学准教授)
【会場】 国際芸術センター青森 展示棟ラウンジ
※ 申込不要、参加無料